健康百科 > 骨粗鬆症について(整形外科医師  中嶋 義明)

骨粗鬆症について


  骨粗鬆症になっても痛みはないのが普通です。しかし、ちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。転んだりすると背骨、手首、もものつけ根などの骨折が生じやすくなります。原因は骨形成と骨吸収のバランスの崩れです。女性では閉経後のホルモンバランスの崩れによっても起こってきますが、主として老化現象が原因です。診断は骨の量や成分(骨密度)の計測、超音波法、MD法、CT法、レントゲン写真等でも診断は可能です。 骨粗鬆症は予防が大切です。1、転ばないように注意する。2、カルシウム(乳製品、魚類)を十分に摂る。3、ビタミンD、ビタミンK、リン、マグネシウムを摂る。4、タンパク質を適量摂る。5、適度な運動や日光浴をする。6、禁煙しアルコールは控えめにしましょう。治療ですが、食事療法(バランスの良い食事と乳製品、魚介類を摂る)、内服薬と注射による治療、骨代謝を良くするために適度な運動を行うなどがあります。もし骨折がある場合には、それに応じた治療が必要です。特に更年期以降の女性の方には、整形外科医の定期的な診察をお勧めします。

塩谷総合病院   整形外科医師
中嶋 義明

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